480年の歴史ある福岡県大川市の桐家具の専門店「桐里工房」が制作する伝統工法で組み上げたモダンなデザインの囲炉裏テーブル

大川家具の歴史と榎津指物の起こり4

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『明治時代(明治10年頃)[1877年]』榎津箪笥が生まれる

明治時代になると、いよいよ大川独自の形状をした榎津箪笥が登場します。
杉と貴重な桐を主材料に使用して、手作りされた榎津箪笥は、間口巾が一間程ある大型の収納箪笥が主で、堂々とした外観に、板の厚みを出来るだけ厚く仕上げる事で堅牢な造りになっていました。

他の産地には見られない技法で、前蟻組と、後蟻組で、胴板と棚板が組まれており、棚板は縦方向に木目を使い、片面張りと両面張りがありました。
大川の榎津指物では、引き出しの滑りの良さと完璧な気密性を重視されていた為に、引き出しの底板と棚板の木目方向を同じ方向に使い、引き出しの開閉が滑らかにすべりが良く、吸い付く様な具合に作られ、光も水も箪笥の中に通さない様に製作する事が、高度な技術力を持つ榎津指物師の腕の見せ所でした。


この様な作り方や思考は、他の産地には無く、榎津箪笥(榎津指物)独特の製作技法でした。この様な独自の技法が用いられていた為に、百年以上前に製作された箪笥でも、大川で製作された物と判断出来ます。
また、昔の各職人には独自の作り方と癖があり、それらの古い箪笥は大川の誰が作った品物であると分かり、また技術力の良し悪しまで分かってしまうのです。

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