480年の歴史ある福岡県大川市の桐家具の専門店「桐里工房」が制作する伝統工法で組み上げたモダンなデザインの囲炉裏テーブル

大川家具の歴史と榎津指物の起こり8

大川家具の歴史と榎津指物の起こり8

新しい波乱の昭和時代

昭和元年[1926年]
昭和の幕開けは大正12年の関東大震災の煽りもあり、昭和金融恐慌[1927年(昭和2年)]が発生して日本国内は不況の波が押し寄せます。

しかし昭和の新しい時代を向かえた大川は、婚礼家具や桐箪笥を中心に今までのデザインから脱却して新しい技法やすっきりした外観の桐箪笥を開発していきます。

隅金具無しの桐箪笥(昭和10年製)

   従来の榎津箪笥に使われていた、隅金具を使わずにシンプルな桐箪笥に変わっていきました。日本が大陸に侵略の方向に進む中、大川では半数以上の木工所が桐箪笥を製作しており、大川は婚礼道具の生産地として益々有名になっていきました。

【本村氏製作の昭和の桐箪笥】

【桐里工房製作の桐箪笥】

【松本(永松)氏製作の昭和の桐箪笥】

【現在の金具】

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